ムービーを作成するにあたって必要となる素材は以下の通りである。

  1. ムービーの核となるもの
     Keynote'09
     iMovie'09
  2. コンピュータ画面のスクリーンショット
     グラブ
  3. コンピュータ画面のスクリーンムービー
     Copernicus(OSがSnow Leopard以上ならばQuick Time Playerでも可。)
  4. 画像やアイコン、研究に使用した物品の写真
     Web素材
     デジタルカメラ(Xactiなど)
  5. 効果音
     Web素材
     iMovieエフェクト
     GarageBand

作成の流れは以下の通り

Keynoteで核を作る

10月の中間発表の内容をもとに、「iWork’09」のソフトKeynote’09を中心にムービーの核となるスライドを作る。

新しいスライドを作る際に背景を設定する事が出来るので、スライドの背景を設定する。(図1)この背景はムービー全体の背景となるので、メンバーと調整の上決めるのが望ましい。

「インスペクタ」でスライド内の素材やアニメーションなどの細かな設定が出来る。(図2)スライド間の演出(トランジション)や文章表示のアニメーション、シェイプのサイズ、色などである。また、箇条書き部分の行頭記号も変更できる。(「インスペクタ」→「テキスト」→「箇条書き」→「行頭記号・数字」)画像や動画、効果音を使いたい場合もページ上に挿入することで扱うことができる。これらも、「インスペクタ」から画像の大きさや効果音が鳴るまでの時間等を決められる。

外での活動を撮影する際には「Xacti」にお世話になった。携帯電話の画面等を撮影する時に、画面にカメラが写らないようにするためには、部屋を暗くして画面を明るくすると上手くいく。また、携帯電話画面を固定する方法を考えると良い。

「Keynote」からムービーを書き出すに当たって、まず「スライドショーを記録」する。(図3)これはスライドショーを全自動にする作業である。スライドが全て自動でアニメーション、トランジションがついているならば「スライドショーを記録」した後は終わるまで待てば良い。もし、手動でアニメーションがついているのであれば、自分の好きなタイミングでクリックするとその時間が記録され、全自動のムービーが出来上がる。「ファイル」→「書き出し」でQuickTimeを選び、「再生設定」を「記録されたタイミング」にする。書き出すフォーマットは「最高品質、大」が望ましい。「カスタム」で出来るだけ高画質で書き出すのも良いが、全員で共通させるのが難しいので「最高品質、大」で十分である。

スクリーンムービーをとるには

Copernicusというソフトを使用するとよい。

Copernicusで撮影するとファイルサイズが大きくなるので、必要な部分だけを小分けしてとる事をオススメする。

もしOSがSnow Leopard以上であれば、Quick Time Playerに「画面収録」という機能があるのでそちらも試されたい。


図1 まず背景イメージを決める


図2 インスペクタでフォントやアニメーションの設定をする


図3 「スライドショーを記録」で自動化することができる

iMovieで編集

スライドや必要な動画が揃ったら、「iMovie」の出番である。「Keynote」で作ったムービー等を読み込ませて編集する。

「iMovie」を使う際に環境設定で「高度なツールを表示」(図4,5)しておくと、拡張機能が用意できるのでチェックしておきたい。

以下はiMovieで出来る事、こうしたいのに出来ない!場合のTipsを挙げる。

  • 作成した動画の中に動画を入れる→ピクチャ・イン・ピクチャを使う。既にある動画クリップの上に別の動画クリップを引っ張ってくるだけで良い。(図6,7)
  • クリップを分割したい→再生ヘッドを分割したい部分に合わせ副ボタンクリック、「クリップの分割」。またはCmd+shift+S(図8)
  • 字幕テキストの位置は変えられないのか?→無理なようです。改行やスペースを多用して工夫してみては?
  • 部分的に音量調整→クリップを分割して音量を調整してください。
  • 動画から静止画を切り離したい→切り離したい部分で副ボタンクリック、「フリーズフレームの追加」

ムービー用の声入れもマイクを使って「iMovie」で行う。マイクのアイコンをクリックすると「アフレコ」モードに入る。(図9)録音したいクリップの頭をクリックすると3秒カウントが入り録音準備に入る。

ムービーが出来たら書き出し作業を行う。「共有」→「ムービーを書き出す」で出来るだけ大きいサイズで書き出す事が望ましい。最後に連結する作業も考慮して、メンバーで書き出すサイズを統一しておく事。

連結する作業をする際は、外付けハードディスクなどに書き出したムービーをまとめて保存し、出来るだけスペックの良いマシンでiMovieにより連結する。

 
図4,5 「環境設定」→「高度なツールを表示」で様々な機能を利用できる

 
図6,7 クリップの上にクリップを持ってくる事で「ピクチャ・イン・ピクチャ」が使える

 
図8 「クリップを分割」   図9 マイクのアイコンは「アフレコ」です。

iDVDでディスクに焼く

完成したムービーをDVDに焼く場合は「iDVD」を使う。この作業に入る際にはiMovieで最後に書き出す際に、「共有」→「iDVD」で書き出す事で焼く際のビデオエンコードの時間を一部短縮してくれる。

自動再生させる場合には、DVDマップモードに切り替え、自動再生コンテンツにムービーをドロップする。(図10)ムービー終了後、メニューから再び選べるようにメニューの先にもムービーを入れておかないとディスク的に不都合が起こってしまうので注意。(図11)

全てが完了したら焼き込み作業に入る。「ファイル」→「DVDを作成」

 
図10 左側にムービーを入れると自動再生。図11 メニューからリンクを張ることも忘れずに

以上でムービーは完成である。