無線LANDHCPサーバの導入方法

 

無線LANDHCPサーバとは、無線LANアクセスポイントがDHCPサーバの役割を果たし無線LANエリアのエンドユーザにプライベートアドレスを配信することによって一つのIPアドレスを利用して複数のコンピュータがネットワークを利用できる小規模WANを作り出すものです。

 

 

無線LANには周波数や伝送方式、通信速度などの違いによってIEEE802.11aIEEE802.11bIEEE802.11gと規格が分かれています。使用する用途や使用するネットワーク環境などによって使い分けるようにしてください。

規格

IEEE802.11g

IEEE802.11b

IEEE802.11a

周波数帯

2.42.472GHz

2.42.472GHz

5.155.25GHz

伝送方式

OFDM

CCK

OFDM

最高通信速度

54Mbps

11Mbps

54Mbps

最高実効速度

20Mbps25Mbps

4Mbps5Mbps

20Mbps25Mbps

周波数干渉

11b互換性

×

通信距離

透過性

屋外使用

×(認可制)

コスト

安価

安価

高価

 

ここでは、BUFFALOの「Air Station WHR2-G54」と「Air Station WHR2-A54G54」というBroad Band Routerの設定について紹介しています。

 

 

まず、WAN側にネットワークにつながっているケーブルを、LAN側に設定を行うパソコンとつなぐケーブルを差し込んでください。

注:無線で設定する場合はLAN側にケーブルを差す必要はありません。

つないだら、Air Stationの設定画面に入ってください。

 

ログインが完了したら、一般回線をご利用の場合まずWAN設定とLAN設定を行ってください。

 

WAN設定」

ここではどのプロバイダを利用しているか選択してください。

選択すると自動的にWAN側設定を開始します。DHCPによりIPアドレスが割り振られている場合は正常に完了しますが、専用回線など自分でIPアドレスを設定する場合は設定できませんので「TOP」画面の「アドバンスト」よりWAN側の設定を行います。

 

LAN設定」

ここではLAN側のDHCPサーバ機能を利用するかどうかを設定します。このAir StationDHCPサーバとして使わなくてもルータとして使用することができます。

 

「接続確認」

これまでの作業でインターネットへの接続が成功しているか確認します。

 

「接続確認中…」の表示から下図のようなページが表示されたらAir Stationの設定は完了です。

 

ここまでの作業を終了し接続が成功しなかった場合は「TOP」にもどり「アドバンスト(詳細設定)」に入ってください。

成功した場合は「機能設定」へ進んでください。

 

 

「機能設定」

ここでは暗号化やセキュリティなどの主な機能を設定することが出来ます。

「アドバンスト(詳細設定)」でも設定を行うことは可能です。「アドバンスト(詳細設定)」で設定した場合はここで設定する必要はありません。

 

ここまで設定が終了したら「ログアウト」して結構です。

 

これで「無線LANDHCPサーバ」としてのAir Stationの設定は完了です。

 

接続が成功しなかった場合は「TOP」から「アドバンスト(詳細設定)」には入ってください。

 

 

「アドバンスト(詳細設定)で設定を行います。

LAN設定」− 無線

はじめに無線機能を使用する・しないを設定してください。

注:無線を使用しなくてもルータやDHCPサーバとして使用することは出来ます。

上はIEEE802.11aの無線LANの設定です。

 

上はIEEE802.11gの無線LANの設定です。

 

LAN設定」− 無線LANセキュリティ

無線LANにはネットワークの暗号化システムがあります。無線LANは外部から情報を読み取られたり、無断でこの無線LANのネットワークを利用されるのを避けるためのものです。暗号化は必ず使用するようにしてください。

上はIEEE802.11aの無線LANの設定です。

 

上はIEEE802.11gの無線LANの設定です。

 

LAN設定」− LANポート

LAN側のIPアドレスとDHCPサーバとして配布するIPアドレスを設定します。

DHCPサーバとして利用する場合は特に設定する必要はありません。

 

LAN設定」− DHCPサーバ

DHCPサーバとして利用する場合の詳細設定をします。

 

LAN設定」− 無線パソコン制限

この無線LANを利用できるパソコンをMACアドレスによって制限します。

固定されたパソコンのみこの無線LANを利用する場合はそのパソコンのMACアドレスを登録しパソコン制限をかけてください。登録したパソコンしかこの無線LANを利用できなくなります。

 

LAN設定」− WDS

アクセスポイント間通信の設定です。

 

WAN設定」− WANポート

WAN側のゲートウェイやDNSサーバなど設定する必要があるばあいは設定してください。

 

WAN設定」− WAN側ネットワーク

 

「ネットワーク設定」

ここで特に設定することははありません。

「アドレス変換」を使用するの設定がきちんとなっているか確認してください。

また、「アタックブロック」や「パケットフィルタ」でフィルタの設定や不正アクセスを検知する機能の設定を行うことが出来ます。

 

「管理」ではこのAir Stationに関する本体情報やアクセス情報などの情報を確認することが出来ます。特別な設定はありませんが「本体設定」と「時刻設定」はAir Stationの管理やアクセスログを正確に取るために設定しておいてください。

「管理」− システム情報

 

「管理」− 本体設定

ユーザ名はrootから変更することは出来ません。Air Stationの設定の管理を行うために管理者パスワードを設定することをおすすめします。

 

「管理」− 時刻設定

アクセスログを取るために時間を正確に設定してください。NTPサーバによる時間設定を行う場合はNTPを「使用する」にしサーバ名を設定してください。

 

「管理」− PINGテスト

PINGテストはネットワークが接続されているか診断するためのプログラムです。ここではAir StationWANがネットワークに接続できているかを診断します。

宛先アドレスにIPアドレスかWebリンクを入力してください。

下図のように通信結果が表示されたらWANのネットワーク接続は成功です。

 

 

ここまでの操作が終了したら「TOP」に戻り、「接続確認」に入ってください。

注:「接続確認」から「ログアウト」までについて