2013年5月アーカイブ

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12ヶ月の言い方を覚える単元で誕生日を言えるようにしたい。
しかし、児童は簡単に覚えることはできないようです。
児童にとって12ヵ月の英語は難しいです。
でも、これが言えるようになると自信がつきます。
「英語を言えるよ!」という気持ちに切り替わる大切な単元だと思っています。
でも、すぐに暗記に走ると、つまんなくなり、難しくなり、覚えられない時はキライになります。
ここで、言わせるのをぐっと我慢して、聞かせる活動に専念します。
デジタル教材なら、「何月の音声を何度も聞かせる」
ということをするのが基本です。
では、どのように飽きずに聞かせるかということになります。
私は、まずチャンツや歌を聞かせます。
カードを黒板に貼り、チャンツに合わせて指差していきます。


HF12ヶ月.png

















Hi friends!2の12ヶ月のチャンツは、
1月1月2月3月
4月4月5月6月
7月8月9月
10月11月12月
という順番で歌っています。
まずは、チャンツを流して指差していきます。
次に、誰かを黒板前に出して、チャンツを流し指差してもらいます。
少し、カードの場所を取り替えてからチャンツに合わせて指差しに挑戦させます。
もっとぐちゃぐちゃに並べ替えて別の児童に挑戦させます。
周りの児童は見ているだけですが、おもしろいので繰り返しチャンツを聞くことになります。
一人一人にも活動させます。巻末のカードを机の上に並べ、
チャンツにあわせて指差していきます。
12月指差し小.png
2回言っている月を裏返しにさせます。
また、チャンツに合わせて指差していきます。
違う曲も聴かせます。
私は、MPIの12ヶ月の歌を2種類聞かせます。
一つ目は、1月、2月、と間を取りながら言っていくチャンツ。
「The months of the year」(Songs & Chantsより)
一緒に児童があとに続いて言いたくなるリズムです。
もう一つは、何かの歌の替え歌で、12ヶ月を歌っている歌。
そのまま一緒に重ねて歌いたくなる歌です。
これらを聞かせながら、歌う順番と固まりでカードを並べたり、指差したり、めくったりします。




その他で、おすすめなのが、オックスフォード出版の「let's chant Let's sing」のJanuary February Marchです。
私はここ8年くらいこれを使っています。楽しいリズムで変化があり、おもしろいです。
ちょっと値段が高いのですが、いい曲がたくさんあります。
CD付きを全シリーズを買って使えそうな曲を探しています。


Lt's chant4.jpg






















http://www.amazon.co.jp/Lets-Chant-Sing-Level/dp/0194389189/ref=pd_sim_b_4

無料で音声が聞けます。
http://mp3.li/index.php?q=Carolyn%20Graham%20Let's%20Chant.%20Let's%20Sing%204

アレンジの仕方
「♩1月2月3月パンパン(拍手)」こんな風に手拍手だけをさせながら遊びます。(まだ歌わせません)
歌に慣れたら、ばらばらに並べて、曲に合わせて指差しができるか挑戦させます。
こんな風にして、何度も12ヶ月の歌を繰り返し聞かせるだけで1時間を使います。
このように聞かせていると、勝手に歌ったり、言ったりする児童もいます。
言わせたい気持ちを我慢して、それでも聞かせる活動を繰り返します。
次の時間も、歌やチャンツを流して、自分の誕生日の月の部分で手を叩く、座る立つ。
ペアでカードを並べてチャンツを流し、歌を止めたところでそのカードをとるカルタ。
などで聞かせながら楽しんで1時間を過ごします。
3時間目は、カードやカルタの他、キーワードゲームでも楽しみます。
こういう活動を続けていると、勝手に歌うようになります。歌いましょう!とも言わずに
ただ曲を流しただけで、自然に歌いだし、全員で大合唱になります。
12ヵ月の英語の歌を歌えることがうれしいのです。
卒業した中学生がたまに遊びにきたとき、
この歌を歌って思い出しながら英語のスペルを書いているからすごく役立っている、と話してくれます。
ここまでインプットを行ってから、自分の誕生日を話す活動に入ると、
自分から言おうと積極的にチャレンジします。
まず、聞かせるという活動は、やっぱり大切だと思いました。


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小学校で英語を教科化するかもというニュースが話題となり、英語の専科の先生という流れも選択肢に入ってきました。
わたしの考えは、英語は専門的に出来た方がいいにこしたことは無い、です。
発音も文法もしっかり出来た方がそれはいいでしょう。
学級担任で英語も堪能であれば文句無しです。
しかし、学級担任でも「ある条件」が整ったら英語を教えることができるかも!
これが私の今のところの結論です。

教科化で、学級担任の出番は無くなるのか?ということに関しては、
わたしは、まだまだ出番があると思っています。
英語の技能だけではないことがあるからです。
それは、わたしが実践してきたことから言えることです。

児童英語の先生の研修会やいろいろな手法で教える児童英語の世界もいろいろと見てきました。
華道などお花の何とか流というような感じでいろいろな教え方があります。
それぞれが私たちの教え方がいいですよ!と主張しています。
児童英語の先生方も英語が堪能なので、さすがだなぁ、あんな風にしゃべりたいなぁと思って参加しています。
いい教材や、アクティビティ、カードの提示の仕方など優れた指導技術があります。
ただし、小学校現場の教室で感じることは、人数が多く、みんな英語に関心が高いわけではない中で授業をしているという現実です。少人数で、英語にも関心のあるお子さんが集まっている英語教室とは違う流れが存在します。
低学年と高学年でも大集団の中で表現するとなると感覚が違います。
人数が多い中でゲームをしたり、教材を使ったりするところでは、児童英語で仕入れてきた活動がうまく行かないこともいろいろ出てきます。
いい教材も、公立学校の教室で使うには学級担任の味付けが必要だと思います。
そこで、学級担任は集団をどう動かしたら楽しめるのか、時間短縮になるのか、どういう指示を与えればいいのか、どんな話題に興味があるか、どんなところに難しさを感じるのか、グループを動かすコツを入れながらアレンジして楽しい活動に工夫しています。

では、頑張って楽しいアクティビティを使って授業ができたとします。
でも、必ず指摘されてしまうことがあります。
それは、発音です。これは英語素人の宿命です。
英語専門の先生から発音のことはどうしても言われてしまうのです。
英語専科の先生なら発音のことを言われると耳が痛いと思いますが、
小学校の先生は、専門じゃないので
「発音はしょうがないです」と開き直るしかありません。
でも陰では、少しでも発音を良くしようと発音の勉強もして努力をしています。
でも、発音は簡単には良くなりませんので、結局発音の悪さを指摘されます。
頑張って練習しても、発音がよくない、となるので努力が報われません。
ここで、みんな挫折すると思いますが、私はいろいろと楽しいことをしていました。
その経験が、発音の負い目から解放してくれました。
それは、5年前にボストンの小学校とインターネットで小学生同士で会話交流を楽しんだ実践です。
私の発音よりも、ボストンの小学生のネイティブ音声の方をたくさん聞いて会話した活動です。
時差があるけど、自宅からネットで参加してくれました。
英検の実践
http://media.eiken.or.jp/association/bulletin/vol_20.pdf
(実践はP116〜P135)

英語が出来ないのにイラストを使ってとにかく会話をしました。楽しくて楽しくて児童もまたやりたいまたやりたいと言っているうちに
15回も会話交流をしていました。
その時に、分かったことは、
①会話には話したくなるコンテンツが大切。
②毎回同じ会話を繰り返していると、ネイティブスピードでも、聞いて瞬時に分かるようになること。
③担任の先生は、英語がそれほどできなくても、活動をコーディネートする役目で楽しい英語の授業ができること。
④イラストを提示してネイティブ音声を繰り返し聞かせることが重要で、ライブが理想だが、音声があればそれに近づく効果を出せるいうこと。
つまり、本物の英語を教室でたくさん聞かせるということです。
この分量が重要で、たくさんのネイティブ音声がポイントです。
私も変な発音で話していますがそれ以上にライブで会話をしているので、
ネイティブ音声を意味ある状況でたくさん聞かせることで効果が出ている実践例です。

そこで、ネイティブ音声をタイミングよく鳴らすことができるICTがあり、その音声を使って授業をコーディネートすれば、インプットが豊富な楽しい英語の授業が可能になると考えました。
これが「ある条件」です。これがそろえば学級担任の先生でも英語の授業ができると思っています。
このような授業を展開すれば、英語専門の先生から発音についてうるさく言われなくなります。文法の間違いも減ります。なぜならば、そのまんまの会話音声を使っているので、sが抜けたとか、語尾を下げるだとかの間違いを気にせずに音声をまるごと使って進めることができます。
何よりも子供たちがまるごとネイティブ音声を覚えていきます。

なので、
「ネイティブ音声をたくさんインプットする楽しい授業を工夫すれば、学級担任でも授業ができる」と思います。

実際に小学校で扱う英語表現は、それほど難しい表現は扱っていません。
これも学級担任でも指導できるという一つの理由です。
そのために、このWebページにあるような教材を充実していきたいと思っています。
将来、教育大学で小学校教員志望の英語資格を英検2級とか他の資格を義務付ける時代になれば、
「英語が堪能で、しかも小学校英語を楽しくするコツやノウハウを身に付ける講義を受けた学生」が
「英語が専門的に出来たにこしたことはない」学級担任となって小学生に英語を楽しく教える時代がやってくるような気がします。英語の専門性はやがて大学で行っていくでしょう。
採用試験を受ける学生が一定レベルの英語専門性を身に付けている状況になれば、
次は英語の専門性というよりは、小学生に対する英語の指導方法の方に比重があるような気がします。
今、行っている実践が、この指導方法に当たると思っています。
そのために、今は音声教材を作成し、その効果的な使い方を実践しながら残していきたいと思います。

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「小学校で英語を教科化」のニュースが話題となっています。
英語ノートが配布され、その後廃止となり、すぐに新教材Hi friends!が配布され、
やっと授業の流れが見えてこれから充実していこうというタイミングでの教科化の動き。
英語ノートもHi friends!も貢献度は高いと思っています。
わたし自身これがあったからこそ、いろいろな教材を作ろうという原動力になっていました。
すべての学校で同じように使っているからこそ同じものを見て、
いろいろな実践ができる基盤になっているので、とても拠り所となっています。

しかし、
また、「副教材が変わるかも?」という気持ちになります。
いろいろなデジタル教材を作っているうちに思うことは、
「英語ノートでも、Hi friendsでも、どちらでも使える教材を作った方がいい」
ということです。
色、形、教科、数、くだもの、できること、道案内....など
それぞれのパーツごとの教材を作っていくことで、
どんな英語の副教材に変更されても、対応できると思っています。

例えば、45分の組み立てで、
①キーワードゲーム
②チャンツ
③会話のやり取り
の3つの構成を考えます。
①色を会話のやり取りで使うので、色のキーワードゲームの音声を鳴らす教材。
②チャンツを流しながら、ゲームをするので、チャンツの曲を分割したり、一部をカラオケにした教材。
③会話の音声フレーズがすぐに流れる教材。

実際に授業で使うのは、どんな音声を聞かせるかということが重要で、その音声教材があれば分類もしやすいと思います。
教科化になれば、さらにイラストに文字をそえる教材や簡単なフォニックスに気づかせる教材も必要になりそうです。
いずれにしても、たぶん変わるであろうHi friends!にどっぷり使った教材よりも
ずーっと使えるシンプルな教材作りに時間と労力をかけた方が無難かなと強く思います。

http://mainichi.jp/select/news/20130523k0000m040052000c.html
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January, February, March...をたくさん覚える単元です。
デジタル教材の映像に興味を持たせて見せます。

世界の何月.png


















矢印のところにビデオカメラマークがあります。
ここをクリックすると映像がある画面になります。
外国の行事を映像で見せながら、3月や4月、10月、12月を印象深く覚えるようにします。
「後ろ向き映画館」
隣の人とジャンケンをして、負けた方が後ろ向きに座ります。
一人がテレビを見て、後ろ向きの人は音だけ聞いてモヤモヤします。(何だろう???と興味津々です)
映像を見終わったら、見た人が内容を伝えます。
(もちろん日本語で)
映像を止めながら行うと全部で4回分できます。
交代しながらやるので、楽しいです。
韓国は、3月の入学式?1年生を迎える会?
アメリカは10月のハロウィーン
タイは4月の旧正月の行事
オーストラリアは12月の夏のクリスマス
世界の何月2.png

























後ろ向きの人は気になって気になってしょうがないです。
特に、最後にオーストラリアの12月を見せると、
「えーっ!」とか思わず反応するので、後ろ向きの児童は興味津々です。
(サンタさんがサーフィンをしている。それもすごくダイナミック!最後にビーチで寝ている)
とにかくおもしろい活動なので、会話がはずみ、児童にも好評です。
インフォメーションギャップとは、コミュニケーションの原動力になるということを実感する活動です。
これは、January,とかの英語を覚えるための活動ではありません。
楽しみながら、円滑な会話環境を作るための土台として行うという感覚です。
異文化を学ぶという視点で、この映像を見せながら、日本との違いに関心を持たせます。
そして、その月の英語の発音と結びつけます。
これは、インフォメーションギャップを作り出し、伝えようとする、聞いて分かろうとする状況が生まれます。
隣の児童との会話が自然に生まれます。
男子女子など意識していても、活動に力がありますから、ついつい会話をしてしまいます。
このような交代して会話をする体験への慣れは、会話に対する抵抗感を下げ、今後の授業を支える力となっていきます。
Hello!
My name is 〜.
という活動が最初にあります。
まずは、Hi friends!1の「Hello! My name is 〜.」慣れ親しんでおく必要があります。
My name.png
























私は、人物をクリックして名前の部分だけを全く同じように重ねて言えるかどうかをやらせています。
「Hello! My name is 」(ここまでは聞く)「Yamada Taku」(ここだけ一緒に言う)
全員言えるかを挑戦する記憶力ゲームのようにやります。
何度も何度も「Hello! My name is」を聞くことになります。
そしてこの抑揚に慣れ親しんでいきます。
「My name is 〜.」は簡単なように思えます。
でも、よくよく聞いてみると、イントネーションというか、アクセントというか、
音声の抑揚が「My」を強く言っています。
昭和世代は、「name」を強く言っている人が多いと思います。「マヨネーズ」に似ています。
テレビでよく見る英語の自己紹介の抑揚や、親が言う日本人的発音の「My name is」をよく聞いていたのでそう覚えたのでしょう。逆の意味で「多量のインプット」が働いていたのかもしれません。
でも、Hi friends!のデジタル教材を聞いていると、「My」が強い「My name is 〜.」です。
ボストンの交流校の小学生と話していても「My」を強く言う抑揚でした。
先生の「My name is 」とHi friends!の発音と比べさせたり、ボストンの小学生の音声を聞かせたりして、
違いを考えさせたりしました。もし、日本語で「わたしの名前は」で「の」を強く言ったらこんな感じ。
「名前」の「な」を強く言ったら、こんな感じ。「なんか、なまってる感じだ!」
みんなもHi friends!で聞こえた通りに真似した方が、外国人に「聞きやすいね」って言われるかもしれないよ。
と話して、音声をまるごと覚えることを進めていきます。
ちなみに
ボストンの先生に「My name is 」のことを聞いてみたところ、
「どっちでもいい!」という返事でした。あまり気にもしていない、というような感じでした。

デジタル教材の中にチャンツがあります。
聞いてみると、どっちが言っているのか児童にとって分かりにくいような気がしたので、
イラストを作りました。このイラストスライドを見せながらチャンツを聞かせると分かりやすいようです。
児童に言わせるタイミングも分かりやすいので、自分の胸に手を当てて言う真似をしたり、

ダウンロード → 自己紹介チャンツ用イラスト

児童の方へ手で合図をしたりして、動きを付けながらすると楽しいです。
パワーポイントにスライドをまとめています。



Hi friends!にはロールプレイスキットのピンクのボタンがある。
Hi friends!2のLesson1では、女の子2人でアルファベットカードで遊んでいる場面。
「Do you have  A?」
「No, I don't.」
「Do you have T?」
「Yes, I do.」
会話はこれだけ、そしてAのカードをテーブルに置く。

これをどう扱うか?

「後ろ向き映画館」をします!
私はこの活動をいつも行っています。
子供たちも大好きな活動です。
ペアになり、ジャンケンで負けた方が後ろ向きに座ります。
勝った方だけ、スキットのビデオを見ます。
「勝った人は、ビデオの内容を後で伝えて下さい。」
「後ろ向きの人は、音だけ聞いて想像して下さい。」
「では、後ろ向き映画館をはじめます。」
(ビデオを見る)
「はい、今の内容を説明して下さい。」
(もちろん日本語で)
「では、内容を確かめてみましょう。一緒に見ます」
(もう一度ビデオを見る)
「想像していたのと同じでしたか?」
※伝えたことや想像していたことのギャップが楽しいようです。

「持っているカードを尋ねて、出していくゲームみたいですね。」
では、先生とやってみましょう。
5枚アルファベットカードを取りましょう。
なんて言ってたかな?
もう一度ビデオを見てみよう。
「Do you have A?」
※子供たちは勝手に真似をして言っている
(先生)Do you have だね。
もし、カードが無かったら何て言ってたかな?
ビデオを見てみよう。
「No, I don't.」
※子供たちは勝手に真似をして言っている
もし、カードがあったら、何て言うのかな?
ビデオを見てみよう。
「Do you have T?」
「Yes, I do.」
はやくカードが無くなったら勝ちです。
では、やってみましょう。
(先生)Do you have P?
無かった人は(子供たち)「No, I don't」※ビデオの女の子の言い方そっくりに言っている。
あった人は(子供たち)「Yes, I do.」
こうやってゲームを進めます。
途中で「How many cards do you have ?」
「Five cards?」「Four cards?」と聞いて手を挙げさせていきます。
このように、スキットの会話表現を繰り返し聞かせてゲームにつなげていきました。
このあと友達同士やグループでの活動につなげていきます。
ゲームに興味を持たせるため、音声インプットのためにスキット映像を使っています。


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