2014年7月アーカイブ

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小学校英語イラスト倉庫はじめました! 
8月2日(土)に宮教大でワークショップを行います。
申し込み期限 7月26日(土)

Canを使った授業について振り返ってみます。
1時間目
けん玉をやって見せたあと「Can you do this?」とおもむろに尋ねる。
(よく分からない顔...)「Yes? No?」(困った顔)
こんな感じでけん玉をやって見せては、どんどん聞いていく。
「Yes!」という声が増えてくる。すぐに「Yes, I can.」とかぶせる。(本来はYes, you can.だが)
「Yes, I can.」で遊んだ後、Hi,friends!2を開く。
けん玉の他にいろいろなイラストがあるので、「Yes!」か「No!」で手を挙げよう。
canイラスト小.jpg
Hi, friends!のデジタル教科書で音声を鳴らしながら「Yes」か「No」で手を挙げさせていく。
ここで、子供たちの反応にある傾向を感じる。
サッカーやバスケットに、「No」が多い。
習っていないとダメ、選手レベルじゃないとダメ、すごく上手じゃないとダメ
どうやらかなり厳しい基準に当てはめて答えている。日本人の奥ゆかしい文化なのかも....
「外国人の子供たちは、ちょっとできたら、Yes, I can! って言うみたいだよ。日本人はレベルが高すぎるみたいだよ。」
という話をして、Can のハードルを下げます。
(ここでCanのハードルを下げておくと、インタビューゲームで「意外に出来るんだ!」という発見につながります)

このあと「三位一体アクション」で楽しみます。
三位一体アクションはこちらのブログ
「Can you play baseball?」ネイティブ音声を聞かせて、グループで動作をする。
聞かせて、動作を繰り返し、「チェーーーンジ123!」の合図で立ち位置を替える。
すぐに「Can you swim?」➡動作 これを繰り返しながらエラーを誘い、笑って楽しみます。
動作は、子供たちからも募集し、採用していきます。
(オリジナルを取り入れる視点:子供たちの発想を採用して活動に取り入れると興味関心が高まる)

2時間目
キーワードゲームで楽しみます。
ネイティブ音声を聞かせて、消しゴムを取り合う活動で音声の復習をします。
次に
三位一体アクションで、まだやっていないイラストのバリエーションを増やしていきます。
動作を募集して、その場で動作を採用し、音声を聞かせてアクションを繰り返します。
一輪車なども入れます。

最後に、Canの絵カードを音声を聞かせた後、黒板に意図的に貼っていきます。
意図的にというのは、canのあとに「play」がつくもの、「 play the」がつくもの、何もつかないものの分類です。
文部科学省の教科書調査官の直山先生が研修会でこのような分類で絵カードの提示を工夫して授業を進めていましたので、
参考にしています。
「何か気付いたことありますか?」と尋ねると、
「スポーツにはplayがつく」「楽器にはplay theがつく」
このような気付きがすぐに出ます。
でも「swimはスポーツなのにplayがつかない」という疑問も出ます。
ここが文法説明の難しいところです。英語にはこのようなよく分からない例外があります。
1時間目の授業で気付いていた児童もいたので少しtheのことなどに触れていました。
でも、感想の中で、「何でplayがついたりつかなかったりするのか英語は意味が分かんない!」と
不満を書く児童もいる。こういう文法的に同じじゃないところが許せない児童もいるのが高学年。

そこで最近は次のような話をよくします。
ボストンの先生に「スポーツなのに、なんでswimにはplayがつかないのか」尋ねたところ、
メールには「私にもよく分からない。」と書いていました。そして
「でも、私たちは決してI can play swim.とは言わない。」と書いてありました。
「いつも使っているからそうなる」ということみたいです。言葉ってそういうものかもしれません。

このような話を聞かせると、英語に対する疑問、不信感、嫌悪感なども少しクッションとなって、
受け入れやすくなるみたいです。




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