2016年12月アーカイブ

1日の生活イラスト小.jpg
一日の様子イラスト横(文字) .pdf
ALTとの授業で、アクションゲームを授業の最初に行いました。
上にある英語表現を聞くことに慣れてはきたけれど、まだイラストと音声の結びつきが弱い時期です。
まずは、担任とALTでやって見せます。
イラストを黒板に貼って、ALTと一緒にアクションを決めていきます。
ALT : I eat breakfast.
担任: ごはんのイラストは、朝ご飯、昼ご飯、晩ご飯があるからアクションを区別できるものにしよう。
日本の朝ご飯っぽいものは......?
「納豆」よし!納豆にしよう!(納豆の糸を箸でぐるぐるしているアクション)
Do you like natto? 
ALT : I don't like natto.
担任:ALTの先生に納豆を好きになってもらうために、ALTの先生に見せるようにぐるぐる回そう!

ALT : I eat lunch.
担任: 給食のアクションを考えよう!朝ご飯や晩ご飯と違うアクションになるようにしよう。
「パン」よし、パンの袋を開けてパンを食べる動作にしよう。

ALT : I eat dinner.
担任: 夕食のアクションを考えよう!dinnerだから........「ステーキ!」
よし、ナイフとフォークで切る動作にしよう。

このように、子どもたちにも尋ねながらいいアイデアがあったら取り入れてアクションを決めていきます。
全部のアクションを決めたら、ALTに英語で言ってもらいます。
(先生とALTで)
ALT: 英語で言う、担任がそのアクションを素早くする、これをだんだんテンポよくアクションをしていきます。
次に、ALTと児童で行います。
こうやってALTのネイティブ音声を聞かせて、アクションを考えて繰り返すことで、音声と意味が結びついていきます。
この活動に慣れ親しませておくと、言いたいけど英語が分からない時にアクションが出てきます。
アクションで表現することでALTに伝わります。アクションが伝えようとする時の大切なツールとなります。
アウトプットの活動の時に、英語表現が口から出てこない場面でアクションを使って伝えるようになります。
その困った時に英語表現を言ってあげるとよく覚えます。伝えたい気持ちがあって意味も分かっていながら困っている時に英語表現の音声を聞くとインプットが強化されます。

「お絵描きチャレンジ」という一部を書いて何の絵かを当てるゲームで答える時に、アクションがあることで、いいコミュニケーションツールとして役立っていました。
アクションは、伝える時も、理解する時も、覚える時も、とても大切なツールになります。





封筒ビンゴ.jpg
What time do you 〜? の「〜」の部分が言えるようになるようにたくさん聞かせる活動をしてきました。
児童の感想では、その表現を覚えるのも難しいけど、時間を言うのも難しいという感想も多くあります。
一つ一つの数字なら英語で言うのは簡単だけど、何時何分をすぐに言うのは大人でも慣れていないと難しいです。
そこで、「封筒でマッチングクイズ」をしました。
封筒の中に日常のルーティーン絵カードを入れて黒板に貼ります。
縦軸に時刻の「何時」、横軸に時刻の「何分」を書いて、
キーワードカードの場所当てをするクイズです。
1日の生活イラスト小.jpg
このカードの中から一つを選んで黒板に貼ります。
例えば「get up」
どこの封筒の場所にあるかを見当を付けて、「何時」「何分」と縦軸と横軸の時刻を組み合わせて言います。
1班で相談し、「at seven, thirty.」と言います。
この時に、まず縦軸から、「at six?」「at seven?」「at eight?」と順番に尋ねます。
そして選ばせます。次に横軸から「twenty?」「thirty?」「forty?」「fifty?」と順番に尋ねます。
そして選ばせます。
そして最後に、縦軸と横軸で手を動かしてクロスするところで「at seven thirty.」と言います。
1班は「get up」の動作をする準備をします。
「せーの!」
児童:「I get up!(動作)」
先生:at seven thirtyとその場所を指して言います。
封筒の中のカードを見せます。
当たっていたら嬉しい、違っていたらget upの動作が悲しい、という活動です。
これは何度も時刻を繰り返すので、だんだん縦軸、横軸を言わなくても
「 at何時何分」と言うようになります。
この活動の後、自分の起きる時刻や寝る時刻が言いやすくなります。
ついでに30と13や40と14の違いなども取り上げています。




この単元は、覚える表現が多いので、アウトプットを急いでしまうと「難しい!」と感じてしまう児童が多く出ます。
行事の関係で英語の授業が遅れたクラスがあったので2時間分をまとめて進めて授業をしました。
すると、振り返りカードの感想に「難しい」という言葉が出てきます。
聞かせる活動をたくさん行ったクラスと比較すると、難しさを感じている児童が多いです。
やっぱり最初の2時間は、豊富なインプットのある活動が大切です。

英語ノートの時のチャンツが気に入っているので今でも使っています。
このチャンツを聞かせながらイラストの場所を当てるゲームをよくします。
ルーティーン.jpg
まずは、曲に合わせて一つずつイラストをさがして指差していきます。
もう一度チャンツを流し、イラストと同じような動作をしていきます。
「今からこのイラストを隠します。よく見ていてください。」
イラストが移動したあと、「at」の時刻で見えなくなります。
ルーティーン2.jpg
♫ " get up! get up!  I get up!" ♫ 
このチャンツとイラストが提示されます。
どこにこれと同じイラストがあるでしょう?
一班からどうぞ!(考えている時間はチャンツを流す)
「6時!」
" In English please!"
「Six」
「at six」
「at 6:00」の場所をめくる。
違う絵が出る(学校に行く絵)" go to school"(すぐに動作付きで言う)
残念!
こんな感じでめくっていくゲーム。
♫ " watch! watch!  I watch TV!" ♫
ルーティーン3.jpg
ルーティーン4.jpg

班ごとに相談して、「at時刻」を言ってめくっていくシンプルなゲームです。
考えている時間には、必ずチャンツを流して何度も何度も聞かせます。
児童は時刻の数字だけを言えばいいので英語でもあまり抵抗感を持たずに答えられます。
児童「seven!」
先生「at seven.」
児童「seven」
先生「at,,,,,,,」「at seven」
児童「at seven!」
今からめくるので, せーの!で "watch TV" のアクションをしよう。(リモコンピッピッ)
練習。せーの!"watch TV"(アクション) 
では、めくります。せーの!"watch TV" (残念!study at school.)
※合っていればうれしい! 違っていると恥ずかしいけどおもしろい!
というやりとりをしていると、いつの間にか「at」をつけて時刻を言うようになります。
黄色で隠している時刻に「at」と表記しているのを見て、教えなくても「at」を発音するようになります。
この活動で意識していることは、たくさん聞かせることです。
導入の時期には、チャンツを活用してリズムの中で聞かせ、曲に合わせて動作をしながら聞かせ、自分たちが動作する時に聞かせ、こうやって何度も聞かせて意味と結びつけていくと「難しい」と感じることも少なくなっていきます。
児童には、「時刻だけを答えさせる」ようにして、I get up. I eat lunch.  I study at school.などの表現のアウトプットはさせないか、音声を聞いた直後に言わせる程度にすることも意識しています。
そのあと、Hi,friends!のイラストを見て、なかったイラストは何?と尋ねて、eat breakfastやtake a bathなどを取り上げていきます。




京都外国語大学の山本玲子先生から送っていただいた「ヘボンさん物語」の絵本とヘボン式ローマ字学習帳を使っています。
「ヘボンさん物語」この絵本いいです!
ヘボンさん.jpg
子供達が毎年ぶつかる疑問、ローマ字と英語読みが違う問題!
ヘボンさん物語を通して、英語の一文字一文字の音に関心を向かせ、習ったローマ字とヘボンさんの考えた音の文字は違うんだ!ということを教えてくれます。この本を使うことで、アルファベットの音について授業で取り上げやすくなります。
ローマ字で覚えた読み方と違う英語は嫌い!とシャッターを下ろしがちな子の抵抗感を和らげてくれる本です。



シンセティックフォニックスをチェックしています。
その中でもイギリスで多くの小学校に取り入れられているのがJolly Phonicsだそうです。
Jolly Phonicsのワークショップが先月仙台で開催されたので参加しました。
参加して感じたことは、これなら小学校で取り入れやすく先生方も指導できる!と思いました。

小学校で教える文字指導はどういう形がいいのだろうか?
ヒントは、1年生のひらがな指導にあるかも?
1年生の教科書の中には絵があって、ほんのちょっとだけ字があって、見開き1ページだけで1時間授業ができるようです。
絵の中に何があるかな?
上の方には何があるかな?
下の方には何があるかな?
「 」のつく言葉をさがそう。
「 」のひらがなは、この字だね。
みんなで言ってみよう。
こうやって書くよ、見ていてね。
じゃみんなで空中に空書きしてみよう。
今度は鉛筆で書いてみよう。

こんな感じでひらがなを読めるように書けるように指導しています。
1年生は、ひらがなが全部読めるようになります。
意味が分からなくても、ひらがなであれば難しい文章も読んでしまいます。

英語でもまず「読める」ということに重点を置いて小学校英語の文字指導を提案してもいいような気がします。
文字と音が結びついて読めるようになることが土台となって、「書く」につながっていくような気がします。
そのために、
イメージ作りのお話や音の真似、
書き順、実際に書く、
単語の中の音の位置当て、音(文字)の合成、音(文字)の場所置きなどを遊びながら覚えていくこの指導法は、すごく小学校文化に合っていると思います。
ワークショップの後に授業に取り入れてみると、
子供達の反応もすごくいいです。
おもしろい話と変わった音を伝えながら動作もしながら空書きし、文字を書いていく自然な流れがあります。
これは持続しそうな注目の指導法として根付くかもしれないという予感がします。




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