アクションパス

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アクションパスというアクティビティを紹介します。
これは、プロジェクトアドベンチャーで研修を受けた時のキングスフロッグというアクティビティをベースにして、英語活動用にアレンジして考えたものです。インプットが十分に与えられて、表現に慣れたところで、アウトプットにつなげるアクティビティです。昨年7月の小学校英語教育学会宮城大会でのワークショップや三重鈴鹿のワークショップで紹介したものですが、いずれも大好評で、楽しみながら、考えながらアウトプットの練習になり、そしてよく覚えることにつながる評判のアクティビティです。

まず準備: 三位一体アクション
 このアクティビティで動作に反応したり、意味と動作を結びつけた楽しさ作りをします。

アクションパス(Can編)
アクションでパスするゲームです。
4人組になります。(5人でもアクションを追加してできます)
準備のための活動
①4つのアクションを覚える。
 三位一体アクションで慣れているので、今回は全員で同じアクションをしてまず動作を覚えます。
 野球(バットで打つアクション)
 サッカー(ヘディングのアクション)
 ピアノ(ピアノを弾くアクション)
 料理(包丁で野菜を刻むアクション)

②アクション指定席
 4人が四角になるように立ちます。(教室なら机でグループを作り座って行います)
 1番2番3番4番という立ち位置を決めます。
 黒板に絵カードを4つ貼り、その場所にいる人だけがアクションをします。
 英語で絵カードのできること「I can 〜.」と言います。
 言われた絵カードと同じ場所に立っている人だけがアクションをします。
 いろいろな絵カードの英語でアクションに慣れさせます。
(この時にデジタル音声があればネイティブ音声を流して反応させます)
 立ち位置を変えて、同じように行います。
 場所でアクションが決まっているので、どの場所がどのアクションかをまず覚えます。

③アクションパス(動作のみ)
 黒板に、自分のアクション→相手のアクション と書きます。
 まず、自分のアクションをします。
 次に、他の人の立っている場所のアクションの動作をします。
 アクションがパスされたことになります。
 パスされたアクションの人は、まず自分のアクションをして、その後他のアクションをします。
 理解するまで、全員で一緒にやって覚えます。
 野球の人からスタート!
 野球のバットをスイング → サッカーのヘディング
 サッカーの場所の人へパス
 自分のアクション(ヘディング) → 相手のアクション(ピアノを弾く)
 ピアノの人へパス
 自分のアクション(ピアノを弾く) → 相手のアクション(料理で包丁トントン)
 料理の人へパス
 自分のアクション(包丁トントン) → 相手のアクション(自由に選ぶ)
 もっとテンポよくやるように指示します。

④アクションパス(Yes, I can.を言ってから)
 その場所に立っている人は、自信があるので、もちろん「Yes,I can.」と言います。
 黒板に「Yes, I can.」を追加して書きます。
 「Yes, I can.」→ 自分のアクション → 相手のアクション
 
 言うのを忘れたり、アクションを間違ったり、すぐにできなかった時は「1、2、3アウト!」とみんなで言います!
 アウトになった人は、4番の場所に落ちます。他の人は立ち位置を詰めます。
 1番の場所に行けるように、頑張るゲームです。

⑤アクションパス(Yes, I can. I can play 〜.言ってから)
 その場所に立っている人は、さらに自信があるので、I can play 〜.を追加します。
 黒板に「I can play 〜.」を追加して書きます。
 野球とサッカーは[「play」が付き、ピアノは「the」もピアノの前に付きます。
 ピアニストは自信の表れとして、「the」の時「どや顔」視線を飛ばします。
 料理は、playも付けずにシンプルに「I can cook.」なので一番簡単に言えます。
 まず、言う
 「Yes, I can. I can play 〜.」→ 自分のアクション → 相手のアクション
 言うのを忘れたり、アクションを間違うと「1、2、3アウト!」と言われ、4番に落ちます。

⑥アクションパス(Can you 〜?追加)
 パスの時に「Can you play 〜?」を追加して行います。
 黒板に「Can you 〜?」を追加して書きます。
 まず、言う。
 「Yes, I can. I can play 〜.」→ 自分のアクション → Can you play 〜? → 相手のアクション
 この流れで行います。

⑦アクションパスのアクション無し
 最後はアクションパスなのにアクションを取ってしまい、英語だけでパスして行います。
 全て英語だけでパスをしている様子は、英語で流暢に話しているような状態になります。

⑧黒板の絵カードの裏にサプライズ

注意点
ワークショップなので、全てを③から⑦まで一気に行いますが、実際の教室では、③④で1持間、③④⑤で2時間目、④⑤⑥で3時間目、④⑤⑥⑦で4時間目というようにゆっくり進んだ方がいいです。速く進めてしまうと難しさを感じさせてしまいます。


 

 


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このページは、Sakariが2017年1月21日 23:54に書いたブログ記事です。

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