童話でHow are you?

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Hi,friends!1 How are you?の単元では、6つの気分が出てきます。
でも、気持ちの表現はもっと身近に言いたい、使いたい表現も教えていきたいです。
童話でHow are you?.jpg


気持ちの表現をインプットさせるために行う
童話でHow are you?の活動を紹介します。

この活動は、東京学芸大学の粕谷恭子教授が物語の絵カードを使って気持ちの表現をインプットしていく実践をもとにしています。
仙台市教育研究会外国語活動部会の紀要にあるマイアイデアのコーナーに載せた記事を紹介します。

東京学芸大学の粕谷恭子教授は、「子どもはいつ発話するのか」第14回小学校英語教育学会JESの発表で、童話の人物イラストを見せながら、やがて子どもがI'm happy. I'm hungry.などの表現を話すようになっていくアクティビティを紹介しています。そして、これは誰がやっても必ず子供たちが英語を発話するようになっていく、そういう仕組みになっている、と説明しています。アクティビティの内容は、「山田です。山田さんの隣の佐々木です。山田さんの隣の佐々木さんの隣の佐藤です。山田さんの隣の佐々木さんの隣の佐藤さんの隣の安藤です。」という一人ずつ付け足しながら最初に戻って繰り返す自己紹介ゲームに似ています。これを童話のイラストで行います。シンデレラの靴がぴったりでShe is happy. 北風と太陽で旅人が暑がってHe is hot. うさぎとカメで、眠くなってHe is sleepy. これを一枚ずつ黒板に貼っていき、自己紹介ゲームのように最初に戻って繰り返しながら言っていきます。She is happy. He is hot. She is happy. He is hot. He is sleepy. She is happy. He is hot. He is sleepy. He is hungry.......... このように何度も最初から繰り返すうちに、子供たちはhappyhotの部分を一緒に発話するようになっていきます。

この活動で気を付ける点は、クイズのように答えを言わせないことだそうです。

She is ???? 何かな?」のように待つのではなく、教師側がリズムを崩さずにShe is happy. He is hot. He is sleepy. の英語を淡々と聞かせていくことが大切だと粕谷教授はポイントを話していました。最初はわたしも,この活動を真似して行った時に子供に言わせようとして待つことが多くありました。まだインプットが足りない状態でクイズのように発話を促すのではなく,子供が言いたいところを教師がすぐに言ってしまうという感覚に慣れるには,教師がインプットの理論を理解すると切り替えができるようになります。言わせようとしないで、インプットを与えている活動という意識を持ち、アウトプットは児童が勝手に英語を一緒に言い始める程度にとらえておくことが大切です。さらに、童話のイラストはその状況をイメージしやすいので、その時の童話のキャラクターの気持ちのイメージと言葉が結びついて発話する効果的な教材となっています。

この活動を粕谷教授に許可を得て2年前にデジタル教材にしました。
カードを貼り、シンデレラはガラスの靴がピッタリで She is happy.
2枚目のカードを貼り、旅人は暑くて He is hot.
最初のカードからShe is happy. He is hot.
3枚目のカードを貼り、キツネは喉が渇いていて He is thirsty.
最初のカードに戻り、She is happy. He is hot. He is thirsty.
4枚目のカードを貼り、オオカミがおなかを空かして He is hungry.
最初のカードに戻り、She is happy. He is hot. He is thirsty.  He is hungry.
5枚目のカードを貼り、...........(繰り返していきます)
この時に、クイズのように児童に思い出させるような間を取らずに、
リズムを崩さずにHe is ...She is ....と言っていくことがインプットでは大切だということでした。
この実践を、絵カードからデジタルで音声を付けてiPadで使えるように作成したものが以下です。
童話でHow are you?.pdf ⬅️ イラストカードダウンロード

絵 童話(小).jpg

物語ブランク音あり.key iPadのkeynoteで動きます。(iPhoneも)


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このブログ記事について

このページは、Sakariが2017年5月28日 21:56に書いたブログ記事です。

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