Hi friends! 2の最近のブログ記事

小学校英語早わかりガイドブック.jpg

小学校外国語活動の実践を数多く見てきた著名な執筆陣で、これからの小学校英語のポイントが分かりやすく紹介されている本です。
私は、ICT活用の分野で書かせていただきました。
やはり注目度があり、現在品切れ状態が続いているようです。

本の内容





あずき黒板.jpg

Do you like apples?
Yes, I do.
I like apples.
この会話のやり取りは、少し素っ気無い感じがします。
もっと自分から答えたくなるような会話にしたいと思っていました。

Do you like chocolate?
という質問に少し悩んでいた子がいました。
チョコレートは嫌いだけど、
チョコケーキは好き、
で答えに悩んでいたようです。
まずYes, I do.と答えてから、追加で付け足したらいいよとアドバイス。
Yes, I do.
I like chocolate cake. 
But, I don't like chocolate.
と言ってもいいじゃない?と教えたら、
それを気に入っていろいろなものにも使ってくれました。
積極的に英語で会話を続けて話すようになりました。

そこで、好き嫌いが一部で分かれるような食べ物の質問を投げかけてみると楽しみながら会話を覚えて使うようになりました。
「あずき」(あんこ)のことを質問すると、いろいろと考えて答えるので、会話がはずみます。
「あずき」(あんこ)は、追加で自分から言いたくなるような話題になります。

「あずき」(あんこ)
黒あんは好きだけど、白あんは嫌い、
あんこは嫌いだけど、あんまんは好き、
こしあんは好きだけど、つぶあんはきらい、
もなかは嫌いだけど、あんドーナツは好き、
ようかんは嫌いだけど、おしるこは好き、
まんじゅうは嫌いだけど、おはぎは好き
どらやきは好きだけど、だいふくは嫌い、

などこだわりがあるので、部分的に好き嫌いがでます。

Do you like azuki?
Yes, I do. /  No, I don't.
I like tubuan. I don't like koshian. / I don't like anko. But I like dorayaki.
こだわりがあるものを尋ねられると、詳しく答えたくなります。
言いたいものがあれば、自分から言うようになります。
そこに Yes, I do. No I don't. I like 〜. I don't like 〜.という表現が事前にインプットされていれば、
それを使って自分の好みを伝えようと話すことができます。
言わせられているのではなく、自分から言おうとすることが大切なようです。
自分から話すうちに、表現を覚えていき、やがて流暢に話すようになるようです。

「ラーメン」「かき氷」「スパゲッティ」「みそ汁」
などいろいろな好みが分かれる質問で試しています。
 



8月8日(火)宮城教育大学で免許更新講習の一部をゲストティーチャーとして担当します。
「小学校英語活動の理論と実践」
〜実践的ワークショップを中心に〜
免許更新8/8ワークショップ.jpg

Hi, friends!のデジタル教材を効果的に活用した実践やアクティビティを中心に進めます。
ネイティブ音声を使うデジタル教材の活用法を、授業で実際に行っているアクティビティを例に、理論を体験的に学んでいきます。
今後、注目が集まる文字指導についても、ICTとアナログ教材で興味関心を高めていく指導法を体験し、その効果や問題点を話し合います。


Do you like ice cream?

Yes!

このように「Yes.」だけで答えてしまうことが多いです。

「Do」で尋ねたら「do」を使って「do」をつけて答えるんですよ!
ということを言わずに
楽しい曲を聞かせているうちに「Yes, I do.」を、つい言いたくなるように活動します。
使っている曲はこれです。
Let's sing Let's chant CDにある"The spaghetti song"
youtubeで聞くことができます。
      ⬇
https://www.youtube.com/watch?v=BJ4trU_jA8I
Let's sing Let's chant CDにある"The spaghetti song"
スパゲッティソング絵.jpg

文字表示のCD曲 ➡ "The spaghetti song"
野菜do.jpg

何回か聞かせてから、「この曲を聴いていると野菜に聞こえる所があるという子どもがいるけどそう?」と言ってから、
もう一度聞かせます。すると「本当だ野菜だ」となります。
なんとなく「野菜 do」と聞こえます。
「野菜do」=「Yes, I do.」
一度聞こえたら、もう「野菜do」に聞こえてしまいます。
こういうお遊びの活動ですが、やがて「野菜」から離れて「Yes, I do.」に認識がちゃんと戻ります。
そして、日本語でもよくある会話を取り上げます。
「スパゲッティは好きですか?」
「うん」
「はい」
と答える子と
「はい、好きです。」と答える子の違いを考えさせます。
ていねいに答える大切さを伝えます。

活動の実際
Let's sing Let's chant CDにある"The spaghetti song"
これをまず聞かせます。
Do you like spaghetti?
Yes, I do.
 I do too.
 I do too.
Do you like spaghetti?
Yes, I do.
 I like spaghetti too.
 (途中で止める)
ただ聞かせてだけでは飽きるので
動作をつけます。
Do you like spaghetti?
Yes, I do. で、右手親指を立てて手を前に伸ばす。(Good の動作)
I do too. で、左手親指を立てて手を前に伸ばす。
I do too. で、両手を引き寄せて親指を顔に向ける。
Do you like spaghetti? 
Yes, I do. 右手親指を立てて手を前に伸ばす。
I like spaghetti too. 左手親指を立てて手を前に伸ばす。too両手を引き寄せて親指を顔に向ける。

Do you want spaghetti?
Yes, I do. で、右手親指を立てて手を前に伸ばす。(Good の動作)
I do too. で、左手親指を立てて手を前に伸ばす。
I do too. で、両手を引き寄せて親指を顔に向ける。
Do you want spaghetti?
Yes, I do.で、右手親指を立てて手を前に伸ばす。(Good の動作)
I want spaghetti too. 左手親指を立てて手を前に伸ばす。too両手を引き寄せて親指を顔に向ける。
この後「野菜」に聞こえることを伝えて、また聞かせるとおもしろい反応が出ます。
そして、やがて歌うようになっていきます。(児童は「野菜」とわざと言いながら歌います)
楽しんだ後で、好きなものを尋ねていきます。
Do you like peach?
「野菜do!」(黒板にはYes, I do.としっかり提示しておく)
Do you like sushi?
「野菜do」
「Yes, I do.」

※先生はYes, I do.に聞こえる!野菜には聞こえない!とけっして迎合しないところがポイントです。
※Yesでしか答えが返ってこなかった児童も、Yes, I do.をひとかたまりのチャンクとして覚えて答えるようになっていきます。
 入り口として「空耳」を使い、やがて「Yes, I do.」の文字と対応させて瞬発的に発話させていくことは、邪道だけれども効果的です。



タスク・ベースの英語指導―TBLTの理解と実践


この本の中で「No,No,Yes!」のアクティビティを取り上げていただきました。
タスクベースの英語指導として書かれている中で、小学校の英語教育について書かれた章があります。
多くの小学校英語の実践や効果的なアクティビティを紹介しています。
TBLT.jpg
小学校英語教育学会JES宮城大会で行った私のワークショップに参加された皇學館大学 川村一代 准教授が現場の効果的な実践としてNo, No, Yes!を紹介しています。
今も導入の定番アクティビティで使っているNo, No, Yes!
第二言語習得論を学んでから、何度も聞かせるだけで楽しめるものとして考えたアクティビティです。インプットの重要性は理論で理解しても現場で、その理論をどう実践に結びつけていくかを考えていく必要があります。現場の先生方に英語を効果的に習得していくための理論を知ってもらうために読んでほしい本です。

天気でNo, No, Yes! ダウンロード➡️ 新天気.key.zip
How is the weather? を何度も聞かせるようにすることがコツです。
天気ー絵.jpg

あいさつでNo,No, Yes! ダウンロード➡️ 太陽であいさつ.key.zip
太陽あいさつー絵.jpg

音声を聞いて、「No」 か「Yes」だけで反応する活動です。
「天気」であれば、今の時期でも「snowy」の表現をたくさん聞かせることが可能です。
How is the weather?
 It's snowy.
「No.」(今日の天気に合っていない)
「太陽であいさつ」今の時間帯に合っていなければ「No.」と反応します。
合っていれば「Yes.」と反応します。
だから、夕方や寝る時のあいさつも学校にいる時間帯でも聞かせることができます。
これを、普段の授業の導入で毎回行っていくと、教えなくても覚えてしまい、やがて発話するようになります。
これをネイティブ音声で聞かせるので、速いネイティブ音声でもまるごと聞き取れるようになっていきます。
まずは聞いて分かるようになり、その後アウトプットにつなげていくという授業を続けていくようにしています。
導入であれば、一年間続けることができます。






Jolly Phonics7:26.jpg


7月26日(水)に文字指導のワークショップがあります。
小学校英語の教科化となる流れの中で,文字指導に関心が高まっています。
どのように文字指導を行ったら効果的なのか?
どのような教え方があるのか?
イギリスの小学校で英語の読み書き向上のための取り組みを現地で体験し、
現地の小学生の読み書きの向上に効果が有る教え方を日本でも帰国の度に紹介している山下桂世子先生のワークショップが教員向けで行われます。
いつも有料で満席になるワークショップですが,学校指導者向けに開催する大変貴重な機会です。
しかも、無料です。
昨年、仙台で行われた2日間のワークショップに参加し、この文字指導であれば学級担任が教えることができるかもしれない、と直感的に思いました。
もっと詳しく学びたいと思い、横浜でのワークショップにも参加し、その指導法を学んで授業に取り入れるようになりました。
ローマ字読みだった6年生も、一文字一文字で音を出していくことに慣れだんだん文字を読もうとするようになっていきます。
私も教室で実際に行っている実践を現場で実際にどうのように行っているかを午後から紹介します。
文字指導は、いろいろな実践があるようですが、その中の一つとしてお勧めです。
先着40名のようです。



インフォメーションギャップを使った定番アクティビティ「後ろ向き映画館」をまた紹介します。
ペアでじゃんけんをし(3人でも可)、負けた方が後ろ向きになって映像を見れなくなり、もう一人が映像を見てその内容を伝える活動です。
「後ろ向き映画館」⬅(実践のまとめ)
Hi friends!のデジタル教材にある映像を使います。
ここで、デジタル教材の
映像と音がずれる問題の修正方法を紹介します。
以前は、話題になったのでみんな知っていたことですが、
若い先生方が初めてデジタル教材を使うようになってきて、
音と映像のずれに困っている場面が続出しているようなので、修正方法を教えます。

ページをめくっていくと、ピンク色の
▷ロールプレイングスキット
という表示が出現します。
これををクリックすると動画クリップが出てきます。
どれでもいいので一瞬動画を再生します。
一瞬でいいです。
これだけです。
この後に映像やチャンツを再生するとずれがなくなります。
チャンツを聞かせようとしたら、
アニメーションがゆっくりになったり、固まったり、
遅れたりする現象がこの方法で治ります。
授業の前に、ロールプレイングスキットを再生しておけば
授業で正常に動いてくれます。

後ろ向き映画館では、見た映像を伝える・聞くという活動が中心ですが、
日本語で行わせています。本当は、英語で伝えられるようにしたいのですが、
英語では難しいのが現状です。
そこで、後ろ向き映画館で簡単なアウトプットを促すアイデアを紹介します。
「映像を止める後ろ向き映画館」
映像を流し、途中で止めます。
先生:What color do you see?
見ている児童:red, white, blue....
先生:What shape do you see?
見ている児童:square, circle,rectangle....
また映像の続きを見せた後止めて、
先生:How many 〜(are there) ?
先生:Can you do this?
見ている児童:Yes, I do .(Yes, I can.)  No, I don't.(No,I can't.)
先生:What do you see?
こんな風に児童が知っている表現や単語量に合わせて先生が質問して児童が答える活動を取り入れるとアウトプットにつなげていくことができます。
これを積み重ねていけば、質問の表現やひとまとまりの音声をインプットすることになり、やがて児童同士で質問し答えるアウトプットの活動につなげていけると思います。

 
 



13〜19の数字をおもち数字で教えています。
「teen」を伸ばす感覚で捉え、お餅を両手で伸ばす動作をつけながら言います。
20は、お餅を切る動作をして「ty」を短く言うイメージにします。
こうすることで「13」と「30」の違いを動作やイメージで感覚的に捉えていきます。

13おもちの絵.jpg

おもち数字イラストダウンロード
      ⬇️

音声付きのおもち数字教材は、iPadの英語教材倉庫へ


Hi, friends!のデジタル教材を使う授業を紹介します。
神経衰弱のデジタル版です。
考え方は、「ネイティブ音声を聞かせる」です。
hi, friends!1 Lesson2 How are you?
デジタル教材の右下に「A」のアイコンがあります。

HF10.JPG
ここをクリックします。

Lesson絵.jpg

Lesson2をクリックします。

カード絵.jpg

ドラッグアンドドロップでカードを置いていきます。
2枚ずつ並べます。

カード絵2.jpg


全て裏返します。
「すべて裏面」をクリックします。
すべて裏面.jpg

すべて裏面2.jpg

一枚をクリックして赤枠にします。
「反転」をクリックしてカードをめくります。

反転1.jpg

ここからアクティビティをします。
シャフル.jpg

シャフルをクリックすると、カードの場所が変わります。
「fine」がある場所を当てるゲームをします。
カード絵合せ.jpg
トランプの神経衰弱と同じです。
①ターゲットの「fine」をクリックして赤枠にし、「発音」をクリックして音声を聞かせます。
②1班に出てきてもらい、もう一枚の「fine」カードの場所を指差してもらいます。
③そのカードをクリックして赤枠にします。
④班のメンバーに「fine」と言いながら絵と同じポーズをするように言います。
⑤「せーの!」でfineと言いながらポーズをさせ、発音ボタンをクリックします。
⑥同じだったら正解!違っていたら、もう一度何と聞こえたを発音ボタンで確かめた後で、反転させる。確認したらまた反転させて裏返します。
⑦次のグループに出てきてもらい、カードを当てることを同様に行います。
 もしも、当たったら、新しいターゲットカードをめくり、同様に進めます。

ポイントは、すぐに絵を見せずに、音声を聞かせていることです。
音声と絵の意味を結びつける活動は、導入期にたくさん行いたい活動です。
How are you?は、簡単そうに感じますが、覚える表現がたくさんあるので、まだよく分からないで参加している児童も多くいます。音声と意味を考えさせる活動を十分に行うことが大切です。この活動は、すべての単元でも使うことができるデジタルアクティビティです。




三位一体アクション

単元で扱う単語や基本表現を覚えるには時間がかかります。
逆に言えば、英語表現に触れる回数を多くすると理解しやすくなります。
そこで、英語表現の導入によく使うアクティビティが三位一体アクションです。
これは、発話せずに、聞かせるアクティビティです。
音声を聞いて、それに動作で反応する、しかもグループで一緒に反応する活動です。
すぐに言わせるのではなく、表現を聞いて動作で反応することで、そのイメージや意味と音声を結びつけていきます。
音声を聞いて動作をする活動はTPRの考えに結びつく活動でもあります。
これを続けていると、音声を聞いてすぐに反応するようになり、やがて発話するようになります。
「この英語はこんな意味ですよ」と教えるよりも、音声を聞かせて反応させる方が良く覚えることにつながるようです。
オーストラリアでオール日本語で授業をした体験が参考になるので紹介します。
オーストラリアの小学校での実践

これからの単元であれば、
Hi friends!1の How are you? I'm fine.
                       I like apples. Do you like baseball?

Hi friends!2の Can you swim? 
などで使っています。
必ず3人じゃなくてもできます。
4人の時は、両脇と中にいる2人で動作を変えるようにして行います。
5人の時も、両脇と中にいる3人でできます。

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